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【TAGHeuer addict】Vol.2 ~モナコ~

TAG HEUER

UP DATE :

2018.02.22

『モナコの魅力は・・・・』

 

こんにちは。

 

スリークの飯田です。

 

私が初めて買ったタグ・ホイヤーが『モナコ』です。

自分がタグ・ホイヤーを買うならこのモデルしかない!と思っていた時計です。

 

理由は70年代のサイケな雰囲気のある時計だったからです。

自分が生まれた時代に誕生した時計が欲しいと思い始めていた時期でもありました。

 

タグ・ホイヤーに多少なりともご興味ある方や

時計好きの方なら『モナコ』と聞いたら四角いモデルを思い浮かべてくれるくらい

ブランドの中でも大変メジャーなモデルの1つです。

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①モナコの歴史

 

さて、そんなモナコでしたが

誕生したのが1969年

 

世界初の角型防水時計として発売されました。

 

また、世界初の自動巻きクロノグラフムーブメント『キャリバー11(クロノマチック)』を搭載したモデルです!

 

「HEUER MONACO 1969」の画像検索結果

↑これが初代のモナコ。

 

 

このムーブメント、キャリバー11についてちょっと横道にそれた話をいたします(させてください!!)。

飛ばして読んでいただいても結構です!

 

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1969年物語(長いので飛ばしても大丈夫ですよっ)

 

自動巻きのムーブメントが開発されてから30年もの間、自動巻きのクロノグラフムーブメントは開発されませんでした。

需要の問題などもあったと思うのですが、一番の大きな理由はスペースの問題。

一般的にクロノグラフのムーブメントのパーツ数は3針時計の3倍近くになると言われています。

そんなクロノグラフのムーブメントにローターを含めた自動巻きの機構を取り入れるにはスペースの確保が困難だったのです。

 

そんな自動巻きのクロノグラフが1969年に誕生しました!

 

ただ、1969年誕生のクロノグラフムーブメントは3つあるのです。

◆クロノマチック(cal.11)

◆エル・プリメロ(cal.3019PHC cal.3019PHF)

◆cal.6139

 

エルプリメロ・・・ゼニスがモバードと共同開発したムーブメント。

1969年1月10日に発表と、3つのムーブメントの中では最も早く発表されたのですが

製品化されたのが9月と3つの中で最も遅かったのです。

ただ、当時から完成度は高く現在も基本設計は変わることなく作られております。

当時から36000振動というハイビートで、作動方式はコラムホイール、伝達方式はキャリングアームでした。

2000年までロレックスのデイトナに採用されていたムーブメントとして知名度も上がったムーブメントです。

 

Cal.6139・・・セイコーが開発したムーブメント

1969年5月には発表され、所説ありますが6月には店頭に商品が並んでいたということです。

そのような意味では3つのムーブメントの中では最も早く市販されたムーブメントと言えるかもしれません。

ただ、島国日本でのことで世界的な認知はなかった模様です。

このcal.6139も非常に優秀なムーブメントでして、作動方式はコラムホイールというのはエル・プリメロと一緒なのですが

伝達方式が垂直クラッチでした。

その当時はあまりこの機構に着目はされなかったのですが、1987年にフレデリック・ピゲがこれを参考に垂直クラッチを備えたcal.1185を作りました。これが話題となり、現在ではクロノグラフのトレンドと言えるような機構となっています。

ブライトリングやロレックス、IWCなどなど多くのブランドが採用しています。

タグ・ホイヤーも『ホイヤー02』は垂直クラッチです。現在はトゥールビヨンやオウタヴィアに採用されています。

 

クロノマチック・・・ホイヤー+ブライトリング+ビューレン(現ハミルトン)+デュボア・デプラによる共同開発。

1969年3月3日に発表。バーゼルフェアでは40個のサンプルを完成させ、商品化にも入っていたということです。

 

この開発にあたってはホイヤー側からブライトリングに声をかけて共同開発がスタート。当時マイクロローターの特許を持っていたビューレン社にも声をかけたという流れになっています。

当時ホイヤーの社長だった4代目のジャック・ホイヤーは『スイス クロノグラフ製造協会』の委員会理事でした。そこで顔なじみだったブライトリングの3代目社長、ウィリー・ブライトリングに声をかけたそうです。互いに競合する間柄ではあったものの、ジャック・ホイヤーはウィリーのビジネスセンスにも惹かれており声をかけたということ。お互いマーケットが違っていたのも協力し合うことになったようです。

 

このムーブメントは作動方式はカム式、伝達方式がスイングピニオン振動ピニオン=1887年ホイヤーが特許を取得した機構)を採用。

二階建て(ベースムーブメント+クロノグラフモジュール)の構造でした。

ベースのムーブメントを収納性の高いマイクロローターにすることで厚みを減らすということにしており、

結果、構造上リューズが左側になるという独特のものになりました。

しかし、左リューズはリューズを巻かなくても良いという自動巻きの象徴にもなるのではないか?ということで採用となりました。

(手巻きの時計の場合、左腕に時計を着けた状態でゼンマイを巻こうとするなら、リューズが右にないとダメです)

 

Click to see full 950 x 1354 image of Cal11TMPage09

↑下がベースムーブメント、上がクロノグラフのモジュールになります。

 

Click to see full 950 x 1358 image of Cal11TMPage10

↑ベースムーブメントの展開図

 

クロノマチックは自動巻きクロノグラフムーブメントとしては完成度は高くなかったかもしれませんが、

このムーブメントがその後に与えた影響は大きかったのです。

簡単に言うとCal.11⇒バルジュー7740⇒バルジュー7750と進化してきたのです。

時計愛好家の方はご存知かもしれませんがこのバルジュー7750は現在も多くの時計ブランドが採用しているクロノグラフムーブメントです。

 

※クロノグラフムーブの歴史について興味ある方は是非コチラもチェックしてみてください⇒クロノグラフムーブメントの歴史

 

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と、そんな歴史あるムーブメント、『キャリバー11(クロノマチック)』を搭載して誕生したのが

 

モナコなのです。

 

そんなモナコですが当時、俳優のスティーブ・マックイーンが映画『栄光のル・マン』で着用したことにより

人気を決定付けしました。

 

マックイーンがモナコを着用したのには訳があるのです。

 

当時、ル・マンやF1で活躍していたスイス人ドライバー、『ジョー・シフェール』はホイヤーのアンバサダーでした。

(ちなみに時計業界初のアンバサダーがこの方です!)

 

そのシフェールと親交のあったマックイーンが栄光のル・マンでレースドライバーの世界を忠実に再現したいと希望し、

シフェールとまったく同じ装いにこだわったのです。

 

マックイーンはレーシングスーツなどもシフェールと同じ物を選んでいく中で、

ただ1つ、時計だけはシフェールが着けていたオウタヴィアではなくモナコを選んだのでした。

 

なぜ、モナコを選んだのか?!

詳細は不明ですが、マックイーンの心をこのモナコが掴んだのは間違いなかったのです。

 

その後もプライベートでもモナコを着用していたなんて話もあります。

 

「steve mcqueen monaco」の画像検索結果

マックイーンを知らない若い世代の人も多いかと思いますが

『荒野の七人』『大脱走』『華麗なる賭け』などに出演した大スタ―です。

 

 

さて、このモナコですが

「モナコ公国 海 夕日」の画像検索結果

文字盤の青い色はモナコ公国から見える地中海の色

針の朱色は沈む太陽の色

をイメージして作られたなどとの説もありますが

 

この特徴的な配色とデザイン、

これが作られたのは間違いなく1960年代後半という時代背景があったはずです。

 

70’Sファッションと言ったら皆さんはどういうイメージがありますか?

サイケデリックなファッションを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

「70’s ファッション」の画像検索結果

 

サイケデリックとは

『《ダナ》幻覚剤によってもたらされる幻覚を想起させるさま。派手な色や音楽などに対して言う』

ということです。

詳しくはwikiを見てみてください。

 

サイケは1966年ごろにヒッピーを中心としてアメリカ西海岸に始まり、

1967年にムーブメントのピークを迎えた。

そして1970年代半ばには衰退期に入ったということです

 

 

しかし、このムーブメントはとても大きかったようで、時計業界にも影響を及ぼしていました。

60年代後半から70年代の時計というのは本当、ブランド問わずカラフルで面白いデザインの物が多かったのです。

 

 

 

②モナコの魅力

 

さて、そんな背景のモナコですが、

キャリバー11(クロノマチック)を共同で開発したブライトリングも当時はこのような時計を作ってました。

「70’S BREITLING」の画像検索結果

↑当時のブライトリング。

 

 

もちろんホイヤーも

「70’S HEUER」の画像検索結果

↑こんな感じのモデルが多かったのです。

 

ヴィンテージの時計を見ていると

この時代の時計達だけ、他とは違う異彩を放たモデルが多いんです。

 

そして、70年代生まれの私としては、

なぜかこのサイケデリックな物たちに魅力を感じてしまうのです。

 

私が機械式時計を最初に買ったのが1998年。

そこから時計に興味を持ち始めて、ほどなくこのサイケな時計が欲しくなっていました。

しかし、当時はヴィンテージの中古の時計は誰が使っていたか分からないというのが気になり

どうにも購入には至りませんでした(自分自身が時計に対して思い入れを持つので、知らない人が使っていた時計というのに躊躇しました)。

 

そんな中、タグ・ホイヤーを取り扱うことになり、

真っ先に目に留まって、これは買わなければ!!!!と思ったのがモナコでした。

 

 

↑これが私のモナコ☆

 

当時は風防がアクリル。ぶつけたりしたら傷が付きます。

防水性も30M防水・・・・

「CAW2111.FC6183」の画像検索結果

 

↑現行モデルは見た目は変わらないのですが、風防がサファイアクリスタルに

防水性は100M防水に進化しております。

CAW2111.FC6183

 

 

しかし、私のモナコと現行のモナコ、見比べても違いがほとんどないこの不変的なカッコよさは何なのでしょう!?

 

そして、2015年には1969年の初代モナコを復刻したモデルが登場(CAW211P.FC6356

「CAW211P.FC6356」の画像検索結果

↑これが出た時にはめちゃくちゃ興奮しました。。。。

ロゴも『TAG Heuer』ではなく『HEUER』なのですっ!!!

 

 

「HEUER MONACO 1969」の画像検索結果

見比べてみてください。

左がオリジナル、右が復刻です。

復刻モデルは防水性が高められているので、プッシュボタンの形状は違いますが

他のデザインはかなり忠実に再現されています。

 

で、話がそれてきているのですが

モナコの魅力とは何か?と気かれたら

『個性的なデザインだが50年近く受け継がれてきたことで、もはや時代や流行などで廃れることのないデザインとなっている』

ということだと私は思っています。

 

個性的なデザインの物はとかく『飽きそう』とか『そのうち廃れそう』などと言われることがあります。

しかし、モナコの場合はこれだけの年数を受け継いで来ている歴史があるからこそ

そんなことはない!と自信を持って言えます。

 

これは本当に完成度の高かったデザインなんだなと思います。だから今でもこうして受け入れられているんです。

 

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