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IWC ポルトギーゼ・クロノグラフ①

こんにちは。
古町6 スリーク新潟飯田です。

 


私はいよいよ明日からSIHHに参加する為、スイス・ジュネーブへ行ってまいります。
今年の新作はどんなモデルが登場するのか・・・
今からワクワクしております。

 


そんなわけで本日はSIHHブランドの1つIWCをご紹介します。

 

右/ポルトギーゼ・クロノ・オートマティック
Ref.IW3714。ケース径40.9㎜。自動巻。価格761,250円
左/ポルトギーゼ・オートマティック
Ref.iw5001。ケース径42.3㎜。IWCが発明したペラトン自動巻機構を備えるムーブメントを搭載。7日間ものロング・パワーリザーブを誇ります。価格1,176,000円


やはり、IWCと言ったら不動の人気を誇るのこちらポルトギーゼのシリーズ。
この時計自体は変な説明がいらないくらい、単に美しく、見る人の感性に訴えかけてくる魅力があります。


特に右のクロノグラフに関してはケース径や厚さ、針の形状などあらゆる全ての部分において、完璧なまでの調和がとれたモデルだと思います。

個人的にはこの金針のタイプに惹かれますね。
茶ベルトなんか合わせるとカジュアルにもピッタリはまると思います。
ちなみにこのポルトギーゼに対するこだわりのIWCの憎いところがあります。
それは秒針を6時位置に持ってきているところです。
ご存知の方も多いと思いますが、この時計のムーブメントのベースはETAバルジュー7750です。
7750というと基本設計は9時位置に秒針があり、6時位置にはクロノグラフの12時間計があります。

↑こちらもベースはETAバルジュー7750。
デザイン的に縦2つ目のツーカウンターにしたかったなら単純に秒針を無くして、

クロノグラフの30分計と12時間計を残せばいいだけなのです。実際に7750を使用してそのようなデザインの時計を作っているブランドもあります。


しかし、ポルトギーゼはあえてそうはしなかった。
コストがかかるであろうに、わざわざ7750を改良して6時位置に秒針を持ってきているのです。
この拘り方はなかなかきてます。


なぜこのような仕様にしたのか推測ですが、要はポルトギーゼはクラシカルな時計だからこそクロノグラフは時間計まではない30分計のみにしたかった。という理由。


もう1つはそもそもポルトギーゼのオリジナルはスモールセコンド付きの3針時計なのだからスモセコは残したかった。というような理由じゃないでしょうか?


ま、もし秒針を削除して30分計と12時間計のツーカウンターにしたら秒針がないから動いてるのかどうかわかりませんしね、実用性重視のメーカーであるIWCとしてはそのようなことはしたくなかったのだとも思います。


真偽の程は定かではありませんが、そんな些細な部分にまで拘るからこそIWCはカッコいいのです。

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