スリークはウブロ、カルティエ、タグホイヤー、ブライトリング、パネライ、オメガ、グランドセイコーをはじめとした高級時計やメガネなどの正規販売店です。

ナビタイマー3兄弟

本日は先日ようやくそろったナビタイマー三兄弟。

こちらを研究したいと思います。

 

 

ナビタイマー01          ナビタイマー01(46㎜)      ナビタイマーGMT

A022B01KBA           A017B09KBA            A044B24KBA

43㎜                 46㎜                  48㎜

3気圧防水              3気圧防水                3気圧防水

840,000円            940,000円             1,080,000円

 

今年、ナビタイマー01(46㎜)とナビタイマーGMTが発表あったことにより

自社ムーブ搭載のナビタイマー3兄弟が揃いました。

大きさがそれぞれ違うのですが

ベースになるムーブメントは基本は同じ。

つまりムーブメントのベースが同じということは

ムーブメントの大きさももちろん一緒ですし

クロノグラフの針の位置も同じになります。

それなのに、これだけサイズ違いのモデルを出したのに

どれもそれなりに違和感なくデザインされています。

これは絶妙なバランスのとり方にあるんだと思います。

今日はそこらへんのバランスのとり方を僕なりに研究しました。

まずは、46㎜サイズについて。

もともとは43㎜で出たモデルを中身を変えず外装だけ大きくするのは

非常に難しいと思いました。

個人的にはこのモデルのデザインは46㎜とサイズが決められてから入ったのではなく

43㎜のナビタイマーをなるべく大きくすることを考えてデザインしたら46㎜になった、という気がします。

もちろん、目安として46㎜くらいをイメージしていたとは思うのですが。。。

 

 

これは46㎜の画像です。

Ⅰ.43㎜よりもまず目玉を大きくしています。ムーブメントが同じなのでインダイヤルの針の中心の位置は43㎜と同じになってしまいます。その制限された条件の中でなるべく大きくしたと思います。43㎜と比較するとインダイヤルの目玉と目玉の隙間(①の部分)が小さくなっています。

Ⅱ.1分、2分と時間目盛りの入った円周も必然的に43㎜よりも大きくなり、それによって大きくなるケースのバランスをとるため計算尺の内側スケールの部分の幅(②の部分)を43㎜より幅広にする。

Ⅲ.②の結果、計算尺の外側スケールの部分の幅(③の部分)も広くなる。これによって、43㎜のモデルよりも中心から少しずつ外側に向けて大きくなっていたバランスのとれたデザインになっている。

そして、この46㎜の優れているところは

単に43㎜を大きくしたというところではない。

②、③の部分。つまり計算尺スケールの部分が広くなったことにより

計算尺の数字が43㎜よりも大きくなっている!のだ。

これは細かい数字がゴチャゴチャと書いてある計算尺を使うのには43㎜よりも

見やすくなって非常に有益なものだと思います。

なるほど、機能を使いこなそうと思うなら

46㎜という大型サイズもありなのだな、と思いました。

次に48㎜の巨大なサイズを誇るGMTについて。

個人的にはこのGMTに関しては48㎜というサイズに収めるために頑張った感がある。

 

 

これがナビタイマーGMT。

Ⅰ.①の部分はGMT針が指す24時間表示の時間数字になる。この数字と計算尺の内側スケール数字を読み取りにくくしないために②の部分の幅が必然的に広くなる

Ⅱ.②の部分の幅と同じ幅で計算尺の外側スケール部分(③の部分)を幅広にする。これによりナビタイマー01の43㎜や46㎜と比較してもこの③の部分の白いところがやたらと大きく感じられるのだ。

Ⅲ.この計算尺スケールの幅広感を中和するには本当は48㎜よりも大きい方が適している。その為にはインダイヤルの目玉を46㎜モデルと同じように大きくすればいいはずだ。しかし、このモデルは43㎜モデルと同じ大きさのインダイヤルになっている。これにより1分、2分などの時間目盛りの円周サイズが43㎜モデルと同じになっている。

以上な観点から48㎜サイズに抑えてデザインしたと思っているのですが

個人的にはそのせいでGMTの方は若干デザインのバランスに他の2モデルよりも無理を感じました。デザイン的にみれば50㎜くらいで作った方が良かったようにも思います。

しかしながら50㎜で作ったデザインを想像すると

まずは、単純にでか過ぎるかな、と。

あと、結局ムーブメントは同じわけで、各インダイヤルの針の中心と中心との間合いというか距離感は変わらないので、だいぶインダイヤルが詰まったような見え方になるのかな?と思いました。

そういった意味ではこの48㎜のGMTもGMT機能の読み取りやすさ、計算尺の読み取りやすさ、この2つを両立させながら、使いやすいサイズ(48㎜)でうまくバランスをとったモデルなのだと思います。

以上、

メーカーから聞いたわけでもないのですが

自分で勝手に時計を眺めながらデザインする過程を想像して分析してみました。

そういうのって意外と楽しいですよね。

そして、デザイナーのエディ・ショッフェルの偉大さを改めて感じるのです。

 

 

ぜひ、みなさんも店頭まで

この3本を見比べに来てみてください。

ちなみに、GMTはBREITLINGのエンブレムが他の2モデルよりも大きいです。

これもたぶん、全体の大きさ(48㎜)に対して、インダイヤルが小さく中央に詰まったように感じるのをうまく中和させるためのものとしてインパクトあるようにしたのかな?と思っています。

SHARE