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4月27日(日) キャリバー01を哲学する

おはようございます。

古町6スリーク新潟の飯田です。

本日4月27日は『哲学の日』です。

紀元前399年のこの日、ギリシアの哲学者・ソクラテスが、時の権力者から死刑宣告を受けて、刑の執行として獄中で毒を飲んで亡くなった。

アテナイ(現在のアテネ)で活動し、対話的問答を通じて相手にその無知(無知の知)を自覚させようとしたが、アテナイ市民には受け入れられず、告発され死刑判決が下された。弟子たちは脱獄を勧めたが、「悪法も法」だと言って毒杯を煽ったのだった

と、言うことです。

ソクラテスの『無知の知』

有名な話ですよね。

ちなみにこの『無知の知』。

以下、引用ですが実は奥が深いのです。。。

無知の知とは

『私は知らないという事を知っている』という意味

だと思っている方が多いようですが、

実はそうではないのですね。

またよく聞く別の例が、

『キミは、無知の知を自覚した方がいいよ』という使い方です。

これは、キミは知っているつもりだろうが何も知らないのだ、それを自覚する事が、知ることの第一歩なんだという意味なのですが、

これも誤った使い方だそうです。。。

こういう間違った使い方をしているのは、日本と韓国ぐらいだそうで、
キケロの主張の影響があるそうです。
(キケロの言葉に、「私は知らないという事を知っている」とソクラテスは言ったというものがある)

現在では、上記2つが誤りである事は、学者間での常識になっているようで、
特に、「私は知らないという事を知っている」という理解は、
プラトン対話編で、ソクラテスが厳しく批判する「空疎な知」を意味しているとの事です。

つまりソクラテスは、「私は知らないという事を知っている」という知を批判したのですね。

では「無知の知」の本来の意味は何でしょうか?
これを発表された、納富信留先生は、まだ解答を得ていないようでした。
とりあえず会場の先生方からの反応等から、2つの解釈は誤ったもの(既に常識的)だという事が分かりました。

しかもソクラテスは、無知と不知を使い分けているそうで、
知を知らない事は、不知だそうで、無知ではないとの事です。(では何が無知なのだろう…)

そもそもソクラテスは、知を得る為に、ソフィスト達に質問をしたのであり、
無知を自覚させる為に行ったのではないとの事で、
相手の論駁をつうじて、知るという徳に向かっていく弁証法的試みだと考えられています。(という話でした)
そう考えると、先生が仰りたいのは、
「無知の知」とは、知を得る為の積極的な試みという事になるのでしょうか…

と、いうような内容が出てました。

深いですねぇーーー。

皆さんはどう考えますか?

さて、話が長くなったところで

本日はBREITLINGの自社ムーブメント、キャリバー01について

少し書いてみたいと思います。

 

5年の歳月をかけて開発され、

2009年に満を持して発表されたキャリバー01。

昨今、色んな時計ブランドが自社ムーブメントを発表し

それぞれのブランドが特徴あるムーブメントを作っています。

そんな中で、ブライトリングのキャリバー01の特徴と言ったら

70時間以上のパワーリザーブだとか、コラムホイールだとか、

そんな部分がわかりやすくて、知っている方もいると思います。

しかし、僕が注目するのは以下の特徴です。

これはですね、簡単に言うと技術者の腕は関係なく誰でも

簡単に調整できるということ。

技術者の技量で左右されない調整機構なんです。特許を取得してます。

こちらは、有名かもしれませんが

基本的には時計のカレンダーは20時~3時くらいの間は早送りできません!

しちゃうと簡単に壊れてしまうのです。

しかし、キャリバー01は壊れないのです。

こちらはですね、

リューズを引き出して時刻合わせをしようとすると秒針が止まりますよね。(ハック機能)

で、時刻を合わせてリューズを元に戻すと動きだすのですが

稀にテンプがすぐには動き出さないことがあります。

これはリューズを引き出した時にテンワにストッパーが触れてストップさせるのですが

リューズを戻してストッパーを外した時にテンワが動き出さない時があります。

ゼンマイの巻き上げが少なかったなど、低トルクの状態ですと

最初にテンワが動きだす勢いが付かないんです。

一度動き出せば慣性の法則で動くので低トルクでも動き続けるのですが

最初のきっかけは必要です。

で、キャリバー01の場合ですと、ストッパーが外れる時にテンワを蹴るようにしながら外れるので低トルクでもテンワが動きだすのです。

マニアックな作りなんですが、こんなことをやっているのは実は他にないんです。

 

つまり、ブライトリングのキャリバー01の素晴らしさは何か?と問われたら

『購入者のアフターの面を重視して作られたムーブメント』

だと思います。

ムーブメントの設計の段階から修理技術者も交えて意見交換しただけあります。

故障しにくいムーブメント、

故障しても直しやすいムーブメント

と言ったところでしょうか。

構造がユニット式になっていてネジを8本外すだけで最深部までアプローチできるところも

技術者的には魅力があるところだと思います。

うーん

ちょっと例えは違いますが

美味しい料理って色々あるじゃないですが

で、どっちが美味しい?って比較すると明らかにどっちが美味しいって選べるものもあれば

甲乙つけがたく、比較しようがない料理もあると思います。

時計のムーブメントの世界も一緒なんですよね。

どっちの機械が優れている?というのは料理の『美味しい』と一緒で比較しきれない部分もあります。

ただ、キャリバー01の面白いところは

間違いなく『美味しい料理』なのですが、『健康にも良い料理』と言った感じです。

 

キャリバー01搭載モデルとしては

やはり、代表的なのはこのクロノマット44ですね。

2009年に完成した01を最初に搭載したモデルです。

記念すべき初号機。

そして、今年はクロノマット生誕30周年イヤー。

 クロノマットが気になっている方は是非5月からの価格改定前にご検討してみてください^^

あ、タイトルのキャリバー01を哲学する。。。あまりタイトルとは関係ない話になってしまいましたw

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