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【Time is Life】Vol.4 ~好きに理由は必要なのか?~

2019.10.06

スリーク飯田の不定期連載コラム

 

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『好き』に理由はいらない?

 

時計選びのポイントを聞かれることがある。

 

ちょっと乱暴な言い方になってしまうが、簡単に言ったら好きなものを買ったら良いと思ったりもする。

 

ある人が言っていた言葉で印象深い言葉がある。

 

「たかだか数十万円の時計を買うのに、自分で決めれないようでは、この先の人生の何が決められるのか」というセリフだ。

 

何ともカッコいいことを言う人だと思った。

 

かくいう私は何十万円もする時計を簡単には買えずにウジウジと悩む性格なのだが、

 

この人の言葉を聞いてから男らしく買えるように努力をしている(笑)

 

さて、そうは言っても何かしらの指針は欲しいというのが人の常である。

 

ある程度、時計と付き合ってきた立場からアドバイスを言わせていただけると

 

① 見た目の好み

② 歴史あるモデル

③ アフターサービス

 

この順番で選んだらどうかと思う。

 

「見た目の好み」というのは何だかんだ言って一番重要だと個人的には思っている。

 

どうしても頭で色々と考えてしまうのだが、日頃の生活で時間を確認するのに何気なく目にするのが腕時計だ。

 

そんな何気なく見た時に自分のモチベーションを高めてくれる見た目の好みは重要。

 

そこに理屈や理由なんて関係ないと思う。

 

お付き合いする異性を選ぶのと一緒。

 

恋をした時計が一番。

 

「好きに理由はない」好きな理由は後付けだと私は思うのだ。

 

そして、その好みの時計で本当に良いかどうかの判断として「歴史あるモデル」「アフターサービス」を調べたら良いと思う。

 

歴史あるモデルはどのようなモデルであれ何かしらの逸話があり、名作としてこの先も廃れることなく受け継がれる素養がある。

 

一過性の流行りで終わらない時計ならば安心して所有できるのではないだろうか。

 

また、永く愛用していく上で必ず必要になるのが修理やメンテナンスなどの「アフターサービス」。

 

料金体系も大事だし、あとはメーカーのアフターサービスに対する体制や指針も重要。

 

 

 

「良い時計は何か?」と聞かれることもあるが、時計に「良い」も「悪い」もない。

 

どれも良いのだ。何を基準で見るかで「良し悪し」はあるかもしれないが、

 

それぞれの時計が作られる背景やテーマ、コンセプトがあり、どの方向からその時計を見るかで、良し悪しは変化する。

 

大切なのは良し悪しを求めるのではなく「好き」か「嫌い」かなのだ。

 

ぜひとも自分の感性やフィーリングを信じて、「好き」な時計に出会っていただきたいと思うのである。。。。

 

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ピックアップモデル

CAW211P.FC6356

100M防水

693,000円(税込み)

 

モナコが誕生したのは1969年。
 
世界初の自動巻きクロノグラフムーブメント『クロノマチック(Cal.11)』を搭載したモデルとして発表。
 
角型時計としては世界で初めて防水性を備えたモデルでもあった。
 
今年で50周年を迎えるモデルである。
 
この時計が注目されるきっかけになった1つに1971年に公開された映画『栄光のル・マン』でトップ俳優のスティーブ・マックィーンが着用したことがある。
 
この個性的なデザインの時計の誕生には『サイケデリック』が流行っていた当時のファッションやカルチャーが背景にある。
 
サイケデリックの流行は1966年頃からヒッピーを中心として始まり、1967年にムーブメントのピークを迎える。
 
最初はアメリカ西海岸から始まったが、やがてそのスタイルはアメリカならず、世界の多くの国を席巻した。
 
その後、徐々にブームもおさまり1970年代半ばには衰退していった。
このサイケブームの渦中に誕生したモデルがモナコなのである。
モナコに限らずこの時代は他のブランドも同じ用にカラフルな文字盤色や幾何学的なデザインを取り入れたモデルが数多く存在した。
しかし、時代と共にサイケ時計は作られなくなり、消えていった。このモナコも例に違わず一時生産されていない時代があった。
復活したのが1998年。そこからはブランドの歴史を紡ぐ代表モデルの1つとして永らく君臨している。
 
このモナコが他のサイケ時計と一線を画すのはその歴史的背景とデザインだろう。
世界初の自動巻きクロノグラフ、世界初の角型防水時計、そしてスティーブ・マックイーンが愛用・・・
 
モナコの個性的なデザインからはカッコよさや美しさを感じるのに、理由や理屈なんてのは不要だというのを教えられる。
私自身、初めてモナコの存在を知った時の強烈なインパクトと憧れた感覚は今なお覚えている。
 
50年経ってもこうして異彩を放ちながら独自の魅力を持ち続けている偉大なクラシック時計である。 
 
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Time is Life 過去記事はコチラからご覧ください。
 

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