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HAMILTON アメリカンクラシックを追求

2020.05.08

 

こんにちは。

スリーク富士見の宮田です。

 

HAMILTON「ジャズマスター」に引き続き、今回は「アメリカンクラシック」シリーズについてしたためていこうと思います。「ジャズマスター」についてはジャズの観点からお話してみました。「SING SING SING」のことを書いていたら中学・高校時代がすごく懐かしくなっちゃって、最近はYoutubeで青春のブラスバンド曲(苦笑)を流しながら過ごしています。

 

こちらはブラスバンド経験者の方には耳馴染みのある曲かと。そう、「オーメンズ・オブ・ラブ」です!!

 

原曲はTHE SQUAREの当時のキーボーディスト・和泉宏隆さんが作曲。先行してリリースされた10thアルバム『R・E・S・O・R・T』の1曲目に収録されている曲だそうな・・・。そして吹奏楽アレンジとして真島俊夫さんが編曲したものがこちらの「オーメンズ・オブ・ラブ」なのです。どこかで一度は耳にしているのではないでしょうか。ちなみに、航空自衛隊アクロバットチーム・ブルーインパルスの演技にも使われているとか・・・!!!(笑)

 

「オーメンズ・オブ・ラブ」のトランペットパート、1stの担当は最初っから高音がきてきついです。ドラムが入り始めたところでやっと安堵・・・。終盤にかけて半音調が変わるので唇が鬱血します(笑)でも鬱血状態でも先輩と「やり切りましたね泣」で盛り上がったのが思い出です。

 

 

 

さて「オーメンズ・オブ・ラブ」の話が長くなりましたが、そもそも「アメリカンクラシック」とはどんなウォッチシリーズなのでしょうか。

 

 

 

HAMILTON公式HPによれば、「アメリカンクラシック」は

 

汎用性に優れ、アメリカの伝統を体現し、身につける人らしいスタイルに間違いなくフィットするモデルです。ビンテージらしさとハミルトンの伝統が組み合わさり、どこにでも身につけることができるクラシカルなアメリカンスタイルを備えたウォッチとなっています。

 

 

と定義されています。長い!!!!!!のですが、こちらの定義を私なりに噛み砕きながら「アメリカンクラシック」について追求していきます。

 

 

まずはこちらを↓

 

 

(アメリカンクラシックの中で一番私が好きなモデル。)

H38416711 / 40mm

10気圧防水、ムーブメント:Cal.H–31、パワーリザーブ60時間

¥260,000+tax

 

こちらのモデル、H38416711「アメリカンクラシック イントラマティック オートクロノ」は、1968年に発表されたウォッチからインスピレーションを受けたモデルです。HAMILTONはアメリカ・ランカスターで製造をしていたのですが、1966年スイスの時計会社「ビューレン」を買収し、1969年にはアメリカの製造工場を全て封鎖し、スイスに拠点を映します。そして1968年に手巻きのバルジュー7730を搭載した、「クロノグラフA」「クロノグラフB」を発表しました。

 

(1968年発表の「クロノグラフA」と「クロノグラフB」)

 

「クロノグラフA」のダイアルはパンダタイプです。反対に「クロノグラフB」はいわゆる逆パンダ。これらを見ていると、あれ?なんかどっかで・・・・と思ったの私だけではないはず!!

 

(1964年のTAG Heuer「カレラ」)

 

そうです、1964年に生まれたTAG Heuerのフラッグシップモデル、「カレラ」にどことなく雰囲気が似ていませんか。個人的には「クロノグラフB」は「オータヴィア」にも似ているような気がします。下の画像でも示すように、1960年代後半から1970年代にかけては、このように2カウンター、シンプルな円形のケース、シンプルなプッシュボタンが主流だったようで、どのブランドも正直似たか寄ったか、という感じでした。

 

(左上から時計回りに、BREITLING、TAG Heuer、OMEGA、ROLEX)

 

そして1969年、ホイヤー、ブライトリング、ハミルトン、デュボア・デプラの4社が共同開発して、世界初の自動巻クロノグラフが生まれます。それが↓下のモデルたちです。Cal.11の大きな特徴である左リューズのウォッチですね。

 

(1970年代初期のHAMILTON「クロノマチック」たち)

 

左上から、愛称としてパンダダイアル、その右隣が独特なオーバル型の「フォーテンヌブロー」、左下が現在もシリーズとして残る「パンユーロ 」、そして最近復刻を果たした「クロノマチック カウントダウン」です。現在発売されている復刻版は「クロノマチック50」という名称になっていますね。ちなみに、「クロノマチック50」は1972本限定生産ですよ!!!左上のパンダダイアルが一番「汎用性」がありそうですが、あれ??これって・・・・(2回目)そうです、前述の「イントラマティック オート クロノ」そのまんまなんです。本当にそのまま過ぎて目を疑いました。

 

 

そして、「アメリカンクラシック」の定義から整理すると、

・1968年に発表された「クロノグラフA」や「クロノグラフB」は、当時様々なブランドが似たようなテイストで発表していた・・・・ヴィンテージ

 

・1969年には既にHAMILTONのウォッチはスイスで製造されているわけですが、「クロノグラフA」に似た姿のCal. 11左リューズの「クロノマチック」はスイスの技術が盛り込まれたウォッチ・・・・1968年までのアメリカの軌跡=ハミルトンの伝統とスイスの技術の融合

 

・今日の「イントラマティック オート クロノ」は、Cal.11「クロノマチック」を受け継いだそのまんまの姿・・・・ハミルトンの伝統

 

 

とも捉えることができるのではないでしょうか。

また、「アメリカの軌跡」とも書きましたが、「アメリカンクラシック レイルロード」がその名の通り、鉄道を意味するので、より「アメリカの軌跡」を感じることができそうです。

 

 

H40655751 / 42mm

5気圧防水、ムーブメント:H–10–S、パワーリザーブ80時間

¥148,000+tax

 

こちらが「アメリカンクラシック レイルロード スケルトン」です。19世紀に“The Watch of Railroad Accuracy” つまり”鉄道公式時計”と呼ばれた HAMILTONの歴史を讃えるモデルなのです。「オープンハート」とはまた違って、ダイアルのカッティングが大胆なので、より内部のメカニズムを楽しむことができますし、文字盤外周とインデックスがこの時計の一番の特徴でもあります。

 

 

それは、よく見ると、インデックスとインデックスの間の目盛が、まるで汽車のレールのように途切れずに繋がってプリントされていますよね。そしてその上にインデックスが配置されています。これは「レイルウェイ・インデックス」と呼ばれていて、アンティークやクラシカルウォッチによく見られる技法です。現代風なスケルトン仕様ではありますが、細部にHAMILTONならではの歴史を組み込むところに、ちょっとグッときませんか。まさに、アメリカの鉄道普及とともに発展していったHAMILTONの伝統を表すモデルだと感じます。

 

 

もう少し良いでしょうか(笑)

「アメリカンクラシック」のレディスモデルにも、アメリカの伝統とクラシックが窺えるので、ぜひご紹介させてください。

 

 

H12341555 / 23mm x 28,5mm

5気圧防水、クォーツ

¥70,000+tax

 

「アメリカンクラシック バグリー クォーツ」です。レディスシリーズの中で不動の人気を誇る時計ですが、実は「バグリー」の発表は1939年にまで遡ります。実は「アメリカンクラシック」のレディスモデルは、大体1930年代〜1940年代のウォッチがベースになっています。アメリカのその時代といえば、ハリウッド黄金期と呼ばれ映画旋風が巻き起こったり、女性の社会進出が広がり、ハリウッド映画の女優から影響を受けながら、レディスファッション市場も盛り上がっていた時代でした。特にコスメもかなり発達したようです。「マックス・ファクター」って聞いたことなですか。男性は「?」かもしれませんが、世の大半の女性はアレと分かるはず。

 

(1930年代のクリームケースとパウダーケース)

 

1914年、チューブ入りの化粧品を開発し、スターたちに大絶賛され、1937年には「ファンデーション・パンケーキ」と呼ばれる、今でいう固形ファンデーションを開発し、化粧品店を営むようになったのが、マックス・ファクター1世という人物です。ちなみに、この御方がいなければ、今でも毛穴や肌荒れを隠すことができずに、まつげはマスカラで盛ることもできずに、ぼやけた顔をリップで明るくさせることもできなかった・・・・と考えるとゾッとします(笑)

 

話を戻します。

ちょうど1930年代後半は、この「バグリー」のように円い形のケースではなく、四角に近い形のケースが流行していました。こちらの広告は、HAMILTONと同じアメリカの時計会社、エルジン社の当時の広告です。

 

 

ご覧の通り、円い時計というよりは、四角い時計が多いですよね。見にくいですが、心なしか「バグリー」に通ずるものがあるかと思います。

 

左下から

H31241113 ¥60,000+tax

H31271113 ¥55,000+tax

H31231113 ¥60,000+tax

全てクォーツ、5気圧防水

 

もっとわかりやすいのが、↑HAMILTON「アメリカンクラシック レディ ハミルトン  ヴィンテージ クォーツ」のモデルたちです。当時は広告に見られるように、ジュエリー的な要素が含まれるレディスウォッチが多く、そこからインスピレーションを受けているのがこのヴィンテージのモデルたち。1930年代まで、アメリカは”幾何学” ”左右対称”がキーワードとなる装飾、アール・デコを取り入れた装飾がニューヨークを中心に発達していきました。そんなアメリカの伝統を感じるアール・デコを強調した「アメリカンクラシック レディ ハミルトン  ヴィンテージ クォーツ」は、クラシカルな雰囲気ですが、女性らしい可憐なデザインが好きという方にとても人気があります。

 

 

そして最後にご紹介したいのが、やっぱりこれです。

 

H32416541 / 42mm

5気圧防水、ムーブメント:H–21、パワーリザーブ60時間

¥190,000+tax

 

「アメリカンクラシック スピリット オブ リバティ 」です。こちらはレザーストラップに

”Without liberty, life is a misery” つまり ”自由のない人生なんて惨めだ” と刻まれています。言論の自由のために戦ったアメリカの法律家アンドリュー・ハミルトンの名言です。彼の名前からブランドの名称を「HAMILTON」にしたという説も。そんなブランドの名前のルーツとなる時計なので、紹介せずにはいられませんでした。こちらも「レイルロード」と同じように、よく見るとレイルウェイ・インデックスが施され、クラシカルな表情です。

 

 

そして、よく見ると12時位置の積算計に、昔のHAMILTONのロゴが入っています。こういうところもクラシックを感じる部分ですよね。でも全体像は非常にシンプルで、「アメリカンクラシック」の定義、”どこにでも身につけることができる”というところを間違いなくクリアしています。

 

 

 

 

 

あ、余談ですが、HAMILTONと言えばハリウッド映画のイメージですが、実は「アメリカンクラシック」が邦画で使われていました。テレビ朝日ドラマ「相棒」の冠城亘役、反町隆史さんが『相棒 -劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断』の劇中でイントラマティック を着けています。おそらくドラマの中でも着けていると思います。

 

 

 

H38455751 / 38mm

5気圧防水、ムーブメント:ETA 2892-2、パワーリザーブ50時間

¥91,000+tax

 

密かに「相棒」ファンなので、私もこの映画は見ています。いつもハラハラして、最後に右京さんが、真犯人に向かって右京さんならではのお叱りを見るのが好きです。

 

 

 

というわけで、ざっくりと「アメリカンクラシック」について見てきました。まだまだ「アメリカンクラシック」の中にはいろんなモデルがあります。全て、アメリカの伝統や文化を受け継ぎながら、ヴィンテージ感を持たせつつ、現代に生きる時計に生まれ変わったのが「アメリカンクラシック」です。

 

 

 

「アメリカンクラシック」の追求、私なりにしてみましたが、ヴィンテージって素敵ですね。「ヴィンテージ クォーツ」が似合う女性になりたい・・・・(笑)時代や政治に合わせて文化が変化していき、新しいものが生まれます。古き佳きを大切にしながら、変化を恐れない人でありたいものです。と思った今日この頃でした!

 

 

 

 

 

 

↓HAMILTON についてはこちらもご参考ください

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HAMILTON ジャズマスターの魅力

HAMILTON カーキシリーズの歴史背景とおすすめ着用スタイル

 

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