THREEC

CRUSH & COMPANY GROUP

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GS 9Fクォーツの魅力

GRAND SEIKO

UP DATE :

2019.01.05

あけましておめでとうございます。

 

スリーク飯田です。

 

皆さんはどんなお正月を過ごしましたか?

 

私は大晦日に足の小指を骨折しました。

 

姉が物を足の小指に落としまして、痛がる私を見て姉は爆笑。

 

しかし、小指がみるみる腫れて青白くなっていくという・・・・

 

小指骨折すると歩くのが大変ですね・・・・

 

そんな辛い正月を迎えた新年一発目は

 

グランドセイコーについて書いて行きたいと思います。

 

 

 

 

さて、セイコーと言えば

 

◆機械式

 

◆クォーツ

 

◆スプリングドライブ

 

3種類のムーブメントがあり、どれもセイコーらしいハイクオリティな製造の機械。

 

どれもそれぞれ魅力があり、甲乙つけがたいのですが

 

個人的に今気になっているのはGSのクォーツモデルでございます。

 

ご存知の方も多いと思いますが世界初のクォーツ時計の量産に成功したのがセイコー。

 

1969年12月25日のことです。

 

今年で記念すべき60周年なんですよね。

 

特許を広く一般に公開して、多くのメーカーがクォーツ時計作りに参入してきたのです。

 

ちなみに、クォーツ時計が普及するまでは

 

良い時計=精度の高い時計

 

そういう認識があったようです。

 

高級な時計には精度の高さが求められた。逆に精度の高い時計が高級な時計となっていったのではないでしょうか。

 

しかし、一般的にクォーツが普及し、今では電波時計もある時代。

 

腕時計に求められるものは多種多様になっています。

 

そんな世の中において愚直に精度を追求するグランドセイコーの姿勢は

 

『これぞ日本のモノづくり!!』

 

と思わされます。

 

下町ロケットを見ていて感化されまくっている今の私にとってはこの製造業の拘りと熱意がたまらないのです(笑)

 

そんなわけでして、

今日はグランドセイコーが誇るクォーツムーブメント9Fを語ります!

 

 

 

クォーツの良し悪し ~エージング~

 

まず、基本的なおさらいから。

 

クォーツとは字のごとく水晶のことです。

 

クォーツ時計というのは水晶振動子(電気を流し振動するよう加工した水晶)によって時間の調速(精度を出す)をする時計です。

 

この水晶は元々が天然のものを使うのですが

 

天然のものですから個体差があります。

 

それを溶かし、再結晶して人口水晶として使うのですが

 

それでも部分部分で振動数が違い個体差が出てしまうのが水晶なのです。

 

セイコーはこの人口水晶に対して

 

90日間のエージングをします。

 

水晶の特性として長時間電圧をかけ続けると振動数が落ち着いてくるのです。

 

水晶に電圧をかけて振動数が安定するように経時させるのがエージングなのです。

 

グランドセイコーはエージングされた水晶の中から温度特性や振動数が安定しているものを選んで使用しています。

 

 

 

温度との戦い ~温度補正機能~

 

一般的なクォーツ時計の精度が月差±20秒

 

機械式時計ではメジャーブランドでも日差±20秒を基準としているところもあるくらい。

 

(クロノメーター規格で日差-4秒~+6秒)

 

クォーツというのはそれだけ精度が高いのですが

 

グランドセイコーの場合ですと年差±10秒なんです!!

 

この精度を出すのに必要なのが温度特性です。

 

水晶振動子は温度変化に弱いのです。

 

約25℃を境に低温でも高温でも遅れるという性質があります。

 

そこで、水晶振動子の特性を一つずつ調べて調整する情報を電子回路に書き込んでいます。

 

回路には温度センサーが入っていて一日に540回計測して振動数を自動修正します。

 

しかも、温度補正情報の書き込みは組み立ての際に影響が出たりするので

 

ムーブメントを組み立てて、針を取り付けし、ケーシングしてから行うんです。

 

個別に調整して年差±10秒まで追い込むには機械式にも勝るとも劣らない熟練の技が必要なのです。

 

世の中には自動組み立てのクォーツムーブメントもありますが、GSの9Fクォーツムーブメントは一つ一つ職人の手によって組み立てられていくのです。

 

 

 

力持ちのクォーツ ~ツインパルス制御モーター~

 

9Fクォーツキャリバーの特徴をもう1つ挙げるとすると『ツインパルス制御モーター』です。

 

クォーツ時計の弱点の1つに『トルクの弱さ』があります。

 

通常クォーツの時計は機械式と比べるとトルクが低い為、太くて長い針などをうまく動かせません。

 

そのために開発されたのがツインパルス制御モーターで、コロンブスの卵のような発想に基づいています。

 

一般的なクオーツは、1秒に1回、針を動かします。

 

角度でいえば1秒は6度に相当。

 

動かす角度を小さくすれば、必要なトルクも小さくなる。

 

そこでキャリバー9Fは1秒に2回、針を動かすことにしたのです。

 

これによりGSのクォーツは太くなり視認性が高くなっているのです。

 

 

 

キレのある針の動き ~バックラッシュ・オート・アジャスト機構~

 

歯車を使うメカニズムは、必ずバックラッシュ(反対方向に動くブレ)が伴なわれます。

 

歯車同士の遊びがある為、仕方のないこと。

 

しかし、GSの9Fクォーツはそれすらも軽減させる為に取り組んできたのです。

 

それが『バックラッシュ・オート・アジャスト機構』です。

 

通常の駆動輪列(動力を伝える歯車で構成されるメカニズム)にひげぜんまいを組み込んだ歯車(制動車)を加え、輪列全体に回転方向とは逆のトルクを与えることで、歯車間の「遊び」を強制的に極小化させているのです。

 

簡単に言うと、この機構により1秒、1秒と針が運針した時の針がキリッ、キリッと時を刻むのです。

 

言葉ではうまく言えないのですがキレが良い針の動きなんです。

 

 

 

 

セイコーの良心 ~緩急スイッチとスーパーシールドキャビン構造~

 

9Fムーブメントには『緩急スイッチ』なるものがございます。

 

機械式時計には緩急針というのもがありまして、それを調整することで時計の精度を調整するのですが

 

それのクォーツ版になります。

 

 

このスイッチは電子回路のコンデンサーの容量を変えて電流の流れ方を変化させ、水晶振動子の振動数を変えて精度調整を行う仕組みです。

 

3ヶ月もエージングさせて、厳選された水晶を使い、さらに温度補正まで行っているのだから、このようなスイッチは使うことがあるのでしょうか?

 

実際のところほとんど使うことはないそうです。

 

しかし、万が一のことを考えて緩急スイッチは残してあるのだとか。

 

 

グランドセイコーの拘りと良心が垣間見えます。

 

 

また、9Fムーブは『スーパーシールドキャビン構造』という、ムーブメントの小さな隙間から微細なチリやホコリが歯車の間に入り込まない形状を工夫しています。

 

トルクの弱いクォーツはチリやホコリに弱いんです。

 

もちろん、メーカーで正規の電池交換をしてほしいのですがクォーツ時計の場合は誰がどこで電池交換をするかわからない。

 

そんなことを考慮しての構造なのです。

 

 

 

おススメ時計

 

そんな私がおススメするGSの時計はコチラ。

 

品番:SBGV239

ムーブメント:9F82

ケース径:40㎜

防水性:10気圧防水

価格:320,000円+税

 
もちろんクォーツです。
 
いわゆる『44GS』ケースを採用したモデルです。
 
『44GS』とは何か?
 
1967年に誕生した『44GS』によって『セイコースタイル』が確立されたと言われています。
 
その44GSのケースを採用しています。
↑44GSの特徴の1つが平面を多用したケース形状。
 
 

ザラツ研磨を施した、歪みのない鏡面仕上げの平面を多用したケース。
鏡面仕上げと筋目仕上げの面を組み合わせることで生まれる立体感が他のブランドではない美しさを出しています。
 
 
多面カットで仕上げたインデックスも多面カットで仕上げており、広い文字盤と太い針が視認性を高くしています。
そして深みのある青緑色が身に着けて時計を見るとなんとも心を落ち着かせてくれるのです。
洗練された知的な印象を与えてくれるモデルです。
 
 

 

まとめ

 
長々と書きましたが、グランドセイコーのクォーツムーブメント9Fで知って欲しいことは
 
端的に言うと以下の通りです。
 
◆90日間エージング
⇒質の良い水晶振動子
 
◆温度補正機能
⇒精度の高いムーブメント
 
◆ツインパルス制御モーター
⇒トルクの高いムーブメント=針が太い
 
◆バックラッシュ・オート・アジャスト機構
⇒キレのある針の動き
 
◆緩急スイッチ
⇒いざという時にも精度調整できる
 
◆スーパーシールドキャビン構造
⇒チリやホコリが入らない=精度の安定
 
以上になります。
 
この他にも9Fは『瞬間日送りカレンダー』を搭載しています。
普通は午前0時前後にゆっくりと代わり始めていくのですが、この9Fは瞬時に切り替わります。
クォーツでこのような機構になっているのは非常に稀。
 
リューズの操作性にも拘りがあり、普通は時刻合わせでリューズを1周させると45分ぶん針が動くのですが9Fでは歯車を1つ増やして20分程度だけにとどめている。
操作する際にちょうど良い重みを感じられ自分の止めたい位置に針をピシッと合わせられるようにしているんです!!
 
 
GSは機械式もスプリングドライブも魅力的なのですが、クォーツも負けずに魅力が詰まった拘りの作りをしています。
 
ぜひ、GSのクォーツにも着目してくれたら嬉しいです!!

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