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『目指せ!タグホイヤーマスター!①』~歴史編~

2021.01.01

『目指せ!タグホイヤーマスター!』

 

第1回目の今回は「タグホイヤーの歴史」についてのお話です。

 

タグホイヤーというブランドは、

1860年エドワード・ホイヤーさん(20歳)が

スイスのサンティミエという場所で時計工房を作ったというところから始まります。

 

(若いのにスゴイですよね…)

 

ちなみの創業から1985年までは「ホイヤー社」という名前でした。

 

「TAG」がくっつくのはまだ先の話…

 

 

 

ちなみに彼の夢は。。。

 

『時を制すること!!!!』 ドン!!!!!

 

 

 

 

で、このホイヤーさんですが、

 

1869年「懐中時計用鍵無しリューズ巻き上げ機構」

 

を開発しタグホイヤー初の特許を取ったり…などなど

様々な技術を開発していきました。

 

 

そして1887年には

「クロノグラフ」時計に大きな影響を与えることになった

『振動ピ二オン』を発明します!

 

これはクロノグラフの歴史には欠かせない重要な発明なんです。

振動ピ二オンとは、車でいう「クラッチ」のようなもので

クロノグラフをスタート/ストップさせる際、振動ピ二オンが動力の橋渡しになっているのです。

(ちなみに↓これが振動ピ二オンです。)

 

 

この仕組みは機械式クロノグラフ製造の主要メーカーで現在も採用されている他、

2010年にタグ・ホイヤーが自社で開発、製造をした

『キャリバー1887』などにも採用されています。

(ちなみに「キャリバー」とは機械式時計の心臓です!車で言うならエンジンですね。)

 

 

120年以上前に開発されたものが現代でも使われているなんて

なんとなくロマンがありますよねぇ…(-ω-)♪

 

 

ここからさらにタグホイヤーは「クロノグラフメーカー」

としてガンガン突き進んで行くことになるのです!

 

 

1911年には、自動車と飛行機の為のダッシュボードクロノグラフ

『タイム・オブ・トリップ』を発表します。

 

 

モータースポーツと深く関わりのあるタグホイヤーの原点は

この「タイム・オブ・トリップ」と言えるのかもしれませんね!

デザインもカッコイイです。

 

 

 

そんな「タイム・オブ・トリップ」からたった3年後、

1914年に腕に装着出来る初めてのクロノグラフを発表します!

 

シルバーのケースに文字盤はエナメル。

夜光塗料付きの指針を備えた大型のリストクロノグラフです。

まさに今日のクロノグラフ時計とほぼ変わらないようにも見えますが

コチラは懐中時計用ムーブメント搭載し、

リューズと、始動、停止、リセット用に一体化されたボタンが12時位置にありました。

 

 

1916年には世界初の、1/100秒の計測が可能なストップウォッチである

『マイクログラフ』を発明!

その当時は、他の計時機器が頑張って1/5秒の計測が出来るか出来ないか…

という時代でした。

この時からすでにタグホイヤーは圧倒的な実力を持っていたのです…!うおお。。

 

 

こちらもやっぱりカッコイイです。

青い針が白い文字盤に映えますね~(-ω-)♪

 

圧倒的な精度だったタグ・ホイヤーの時計は

1分1秒を争うレースの世界にはまさにうってつけだったというわけです。

なんと、1920年から3大会連続でオリンピック公式時計に選ばれていました(・ω・)!!

 

 

そんなこんなで大活躍だったタグホイヤーの時計ですが、

活躍の場はさらに広がり

1962年には…宇宙に行きました!!!!

米宇宙飛行士ジョン・グレンと共に

「マーキュリーフレンドシップ7」号で地球を3周!

宇宙デビューも果たしてしまいました。

(しかも、スイスの時計メーカーでは初!)

 

 

 

右腕には腕時計らしきものが…?

 

 

 

 

 

と、いうわけで

結構長くなってしまいましたが…まだまだ序盤。さわりの部分です(笑)

 

このあと、1963年にあの名作、「カレラ」シリーズが誕生して…

1969年にはあの角型クロノグラフ、「モナコ」も登場して…etc

アツい展開が待ち受けています!

 

「タグホイヤーの歴史」後半戦は、また明日!

 

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